氷点下の雪まつりで「燃料費0円」の暖房?廃油ストーブがつくる地域循環のリアル

廃油ストーブ

私たち丸吉ロジは、2026年1月31日(土)、2月1日(日)、北広島市で開催の「第38回北広島ふれあい雪まつり」に廃油ストーブ「サイクルバーン」を出展しました。
昨年も好評だった1本100円の焼きマシュマロ販売と、廃油ストーブによる暖かい休憩テント「あったかステーション」を運営いたしました。

北広島ふれあい雪まつりは氷点下の北海道で開催される冬の地域イベントです。
寒さの厳しい環境下において、暖をとれる空間の存在は非常に重要です。
北海道の真冬、氷点下の屋外イベントで、暖かい空間とエネルギー循環をどうつくるか。
私たちは、廃油ストーブ「サイクルバーン」でその問いに挑戦しました。

■1日目:吹雪の中で証明された“必要性”

 

初日は悪天候。
来場者数は伸び悩みました。
しかし、だからこそ見えたことがあります。
寒さに凍える親子がストーブの前でほっと息をつく。
ストーブの前で自然と会話が生まれる。
暖房とは、単に暖かさを生む装置ではなく、人の安心をつくる設備でもあるのだと感じました。

■2日目:好天で来場者増、合計1,300人が体験

2日目は晴天。
2日間で約1,300名以上がブースを訪れました。
焼きマシュマロ体験も好評で、昨年同様たくさんの子供達、親子連れにお越しいただきました。

 


夜のスカイランタンも圧巻でした。
暖を取りながら空を見上げる時間。
光とBGMが共鳴する空間は、まさに冬の北海道ならではの風景でした。

■なぜ“燃料費0円”が可能なのか?

今回使用した燃料は、地元北広島市の事業者から提供いただいた廃食油。
通常は処分対象になる油が、暖房のエネルギーとして生まれ変わります。

・廃食油
・廃エンジンオイル
・潤滑油

これらを燃料にできるのが、廃油ストーブの特徴です。
つまり、「捨てられるはずのもの」が「暖かい空間を生み出すエネルギー」へと転換できるのです。

■地域循環型エネルギーという選択肢

今回の取り組みは小さな実証実験でもあります。

・地域で排出される廃油
・地域イベントで活用
・地域住民が暖まる

これが“地産地消エネルギー”の一例です。

大規模な設備、大掛かりな燃料のリサイクルではなく、エネルギーの小さな循環を各地で回すこと。
それがこれからの持続可能な社会の一つの形ではないでしょうか。

■廃油ストーブはイベントだけのものではない

・整備工場
・農業施設
・半屋外施設
・倉庫
・物流現場
・災害時の非常暖房

サイクルバーンは様々な現場で活用可能です。
特に寒冷地では、「暖房コストの削減」は経営に直結します。
廃油を活用できる環境であれば、実質的に暖房費を大幅に抑えることも可能です。

■私たちが目指す未来

私たちは物流企業ですが、エネルギー循環という新しい物流も見据えています。
“モノを運ぶ会社”から“価値を届け、循環させる会社”へ。
サイクルバーンの内部で回り続ける炎のように、私たちの挑戦もまた、止まることなく続いています。

 

 

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